自分でやる!遺産相続の手続き方法を解説!
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土地の相続が複雑で相続登記が難しい
相続登記とは、相続した不動産の名義を、新たに相続した人に変更する手続きのことです。土地の相続について特に問題がなければ手続きもスムーズにいきますが、例えば共同名義で相続されている不動産だったり、名義人が故人ではなく先代だったりした場合は、相続が複雑になる傾向にあります。そうすると、相続登記の前に相続人を全て確認し連絡を取らなければならず、多大な時間を費やす可能性が出てくるでしょう。連絡が取れたとしても、相続人同士で足並みがそろわず作業が進まないことも考えられます。土地の相続が複雑になる可能性がある場合は、司法書士に相談して早期解決を目指しましょう。
法定相続人以外に遺産を引き継ぐ人(受遺者)がいる
遺産相続のケースには、法定相続人以外の人が引き継ぐ場合があります。例えば、故人のパートナーは法定相続人とはみなされませんが、遺言書によって受遺者となった場合は、パートナーに遺産を分割しなければなりません。こうしたケースでは相続人と受遺者は交流がない場合が多く、中にはパートナーに対して快く思っていない相続人がいるケースも少なくありません。また、相続人の中に受遺者を交えて遺産分割を話し合うという状況に、とまどう人も出ることが考えられます。この場合は、遺産分割の話し合いが長引くことが予想されますので、専門家に相談するのがベストでしょう。