相続税申告とは。わかりやすく簡単に解説!

死亡届の提出(7日以内)

故人が亡くなってから7日以内に行うのが、死亡届の提出です。死亡届(役所にて入手可)に必要事項を記入し、故人の最後の居住地を管轄している市区町村役場に提出します。

相続放棄(3か月以内)

相続放棄とは、遺産を相続する権利を放棄することです。相続放棄の手続きは、相続がスタートしてから3か月以内と決められています。期限までに手続きが終わるように、できるだけ早い時期に財産調査を済ませ、放棄の適否を検討しましょう。

準確定申告(4か月以内)

準確定申告とは、相続人が故人に代わって行う確定申告のことを言います。
準確定申告が対象としているのは、故人が亡くなった年(1月1日~死亡日)の所得で、以下に該当する場合です。
・2,000万円以上の給与を受け取っていた場合
・基礎控除額(48万円)以上の事業所得や不動産所得があった場合
・給与や退職金の他に副業で20万円以上の収入があった場合
・400万円以上の公的年金(厚生年金や国民年金など)を受給した場合
必要書類を準備したら、被相続人の管轄税務署にて書類を提出します。

相続税申告の手続き(10か月以内)

相続税申告をするには、相続財産を評価し相続税の計算を終えていることが前提です。さらに、申請に必須の書類と、相続した財産の種類や利用した税制特例に必要な書類を集めて準備しなければなりません。必須の書類と相続財産の内容によって必要な書類をそれぞれ把握し、書類の漏れがないように一つひとつ確認しながら、慎重に準備を進めましょう。
 
相続税は、相続税の納付書(各税務署や金融機関の窓口、またはインターネットより入手可能)と共に、税務署や金融機関、コンビニエンスストアなどを通じて納めます。クレジットカードでの納付も可能です(この場合は、納付書不要)。

税理士 永田 朋成

永田 朋成

私の父は1972年に税理士事務所を創業し、私は1990年から父と共に税理士の仕事を生業としております。
その父親を2008年に亡くし、実際に相続を経験いたしました。また現在85歳の母親がおり、何とも言えない不安感の様なものも抱えております。
同じように、近い将来の不安感を抱いていらっしゃる皆様のお気持ちにもきっと寄り添えるのではないかと考えています。
大切な未来の為にお気軽にご相談いただければ幸いです。

専門分野・得意分野
相続、事業承継、信託財産管理会計、税務
資格
  • 税理士(法人登録番号:4403-1 登録番号:74788)
所属団体名
名古屋税理士会
所属事務所
税理士法人felicia(フェリシア)
所属事務所の所在地
愛知県名古屋市中区錦2丁目4−3 錦パークビル 5F

活動実績・専門分野

企業の税務・会計を中心とした総合支援を得意とする傍ら、事業承継・相続にも精通。
近年では、財産管理の問題を深刻に受け止め、家族信託にも積極的に取り組んでいる。
「当事者目線」を大切にし、自身の経験を踏まえた親身な対応を心掛けている。

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私たちは、司法書士と税理士を中心とする、相続や家族信託のプロフェッショナルです。「何をすればいいか分からない」といった段階からご相談頂けますので、お気軽にご相談下さい。

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